ピーエス三菱【1871】の総合得点は36点、2株投資しました^^

ネオモバでトレード中継
日興フロッギーの四季報より

BSテレ東の『マネーのまなび』という番組で、個人投資家の坂本慎太郎氏がオススメしていた銘柄を得点化してみました。
その結果ピーエス三菱【1871】の総合得点は36点でした。
これだけの高配当で、この点数なので素晴らしいと思います。
早速ネオモバ投資で先程2株購入しました。
坂本氏は
●セゾン情報システムズ【9640】
●ピーエス三菱【1871】
●リソー教育【4714】
という高配当3銘柄を挙げました。
その3銘柄の四季報をざっと目を通してみて、一番点数が高そうなピーエス三菱【1871】をピックアップしました。

評価の基準としては、日興フロッギーの四季報からの情報を活用させていただいております。

ピーエス三菱【1871】の現在の株価


ピーエス三菱【1871】の現在の株価は
609円 2022年6月28日現在 
となっています。
この分析を始めたときは株価が597円でしたが、10円以上上がってしまったので、配当利回りが5%を下回ってしまいました。

ピーエス三菱【1871】をピックアップした情報源

«分析した企業を選抜した情報源»
①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄
②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄
③雑誌の専門家が選んだ銘柄
④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄
⑤株主優待の新設・拡充の速報からの銘柄(改悪・廃止は除く)

ピーエス三菱【1871】をピックアップしたのは
『マネーのまなび』というBSテレ東の番組ですので、情報源としては②ということになります。
『マネーのまなび』は将来の老後資金についてのアドバイスなどをしてくれるので、とても楽しく見ています。
投資が全くわからない人などにはとても良い番組かもしれません。
投資のベテランのお方には、ちょっと物足りないところがあるかもしれませんね。

ピーエス三菱【1871】はどんな会社なのか


三菱グループ唯一のゼネコンです。
建築や土木を国内外で展開しています。
高速道路などの修繕工事を多く受注しているが、採算が低いものの比率が高くなっているようです。
人件費も膨らんで営業益が続落してるとのこと。
しかし、CO2の排出抑制に寄与する材料・工法の開発を加速させているので、そこが今後どう評価されるかによりますね。
私としてはのCO2排出抑制に積極的なのはいつか評価されると考えています。
三菱グループ唯一のゼネコンというのも注目点ですね。
三菱グループがバックに付いているというのはとても安心感があります。

東洋経済新報社で発行している四季報を参考にして、評価基準の成績を点数化します。

評価するカテゴリーは以下のようになります。 (  )内の点数は配点となり、15項目すべてを足し合わせると50点満点となります。

銘柄を評価する基準と配点

1. リスク情報       (5点)→ピーエス三菱の得点は4点

«評価基準»

5段階評価:1→安全・・・得点5点

      2→比較的安全・・・得点4点

      3→普通・・・得点3点

      4→やや危険・・・得点2点

      5→危険・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より

投資リスクは『比較的安全』ということなので、得点は4点です。

2. PER     (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

  10倍以下→得点3点

  10倍より大きく20倍以下→得点2点

  20倍より大きい→得点1点

日興フロッギーの四季報より

PERは8.7倍なので、かなり割安という判断ですね。
得点は3点です。

3. PBR  (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

  1倍以下→得点3点

  1倍より大きく2倍以下→得点2点   

  2倍より大きい→得点1点

『2.  PER』の図より、PBRは0.61倍なので、得点は3点となります。

4. 配当利回り (2点)→ピーエス三菱の得点は2点

«評価基準»

  3%以上→得点2点

  1%以上3%未満→得点1点

  0%から1%未満→得点0点

『2.  PER』の図より、配当利回りは5.03%となり、かなりの高配当です。

得点は2点です。

5. ROE  (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

  10%以上→得点3点

  8%以上→得点2点   

  8%未満→得点1点

日興フロッギーの四季報より

ROEは10.3%となり、ギリギリ3点の得点となります。

6. ROA  (3点)→ピーエス三菱の得点は2点

«評価基準»

  5%以上→得点3点

  3%以上→得点2点

  3%未満→得点1点

『5.  ROE』の図より、ROAは4.9%なので、もう少しで5%でした。

したがって、得点は2点となります。

7. 自己資本比率 (3点)→ピーエス三菱の得点は2点

«評価基準»

  60%以上→得点3点

  40%以上60%未満→得点2点

  10%以上40%未満→得点1点

  10%未満→得点0点

『5.  ROE』の図より、自己資本比率は48.9%なので、得点は2点です。

しかし、50%近くの自己資本があればかなり安全と言えるでしょう。

8. 理論株価 (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

上昇余地  100%以上・・・得点3点

      0%以上100%未満・・・得点2点

      0%未満・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より

理論株価は上昇余地が+124.7%です。

理論的には2倍以上の株価であっても不思議はないくらいとのことなので、今後の株価の伸びが期待できそうです。

得点は文句なしの3点です。

9. 営業収益推移 (3点)→ピーエス三菱の得点は1点

«評価基準»

  6期前を基準に 5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

売上高推移に関しては2回の減少がありますので、得点は1点となります。

10. 当期利益推移 (3点)→ピーエス三菱の得点は0点

«評価基準»

  6期前を基準に 5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

当期利益推移に関しては3回の減少があるため、得点は0点です。

11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

  ①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点

  ② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点

    ①② ③以外の状況→得点1点

  ③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

1株益>1株配かどうかに関しては、1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続なので、得点は3点となります。

12. 連続増配     (3点)→ピーエス三菱の得点は1点

«評価基準»

  5期連続増配→得点3点

  5期中、3回以上増配→得点2点

  5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点

  5期中、1つでも減配がある→得点0点

『11.  1株益>1株配かどうか』の図より、増配は1回と判断しましたので、得点は1点です。

特別配当が2回ほどありますが、その特別配当で出した配当は増配としない方針です。

13. 配当性向      (3点)→ピーエス三菱の得点は3点

«評価基準»

  0%より大きく40%以下→得点3点

  40%より大きく60%以下→得点2点

  60%より大きく90%以下→得点1点

  90%より大きいまたは配当なし→得点0点

四季報には配当性向が載っていませんので、別のサイトで調べました。

その結果、配当性向は30.8%です。 得点は3点となります。

14. 全業種でのポジション (5点)→ピーエス三菱の得点は3.4点

«評価基準»

 収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より

全業種でのポジションの

収益性→得点は0.8点

売上成長性→得点は0.6点

効率性→得点は0.8点

安全性→得点は0.4点

時価総額→得点は0.8点

合計で3.4点となります。

15. 業種内でのポジション (5点)→ピーエス三菱の得点は3.6点

«評価基準»

収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より

業種内でのポジションの

収益性→得点は0.8点

売上成長性→得点は0.6点

効率性→得点は1点

安全性→得点は0.4点

時価総額→得点は0.8点

合計で3.6点となります。

株主優待情報

ピーエス三菱【1871】は株主優待は無いようです。

まとめ

ピーエス三菱【1871】は総合点が36点ということと、高配当ということで、長く持ち続ける価値がある銘柄だと思います。

私はネオモバ取引でとりあえず2株購入しました。

三菱グループの唯一のゼネコンということと、今後高速道路などの補修事業が増えること、さらにCO2の抑制の開発にも積極的ということで、将来はもっと評価される会社になると思います。

一株が600円前後ということで、非常に買いやすい価格でもありますね。

(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。

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