- システム情報【3677】をピックアップした情報源
- システム情報【3677】の現在の株価
- システム情報【3677】はどんな会社なのか
- 銘柄を評価する基準と配点
- 1. リスク情報 (5点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 2. PER (3点)→システム情報【3677】の得点は2点
- 3. PBR (3点)→システム情報【3677】の得点は1点
- 4. 配当利回り (2点)→システム情報【3677】の得点は1点
- 5. ROE (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 6. ROA (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 7. 自己資本比率 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 8. 理論株価 (3点)→システム情報【3677】の得点は1点
- 9. 営業収益推移 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 10. 当期利益推移 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 12. 連続増配 (3点)→システム情報【3677】の得点は2点
- 13. 配当性向 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
- 14. 全業種でのポジション (5点)→システム情報【3677】の得点は4.4点
- 15. 業種内でのポジション (5点)→システム情報【3677】の得点は4.2点
- 株主優待情報
- まとめ
システム情報【3677】をピックアップした情報源
«得点化する企業を選んだ情報源»
①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄
②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄
③雑誌の専門家が選んだ銘柄
④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄
⑤株主優待の新設・拡充の速報からの銘柄(改悪・廃止は除く)
今回は①のマネックス証券の10年スクリーニングを使いました。
スクリーニングの条件としては以下の図のようになっています。
この条件でスクリーニングしたところ、対象銘柄が14件となりました。
その14件が以下の図のようになっています。
14件の中には、『全国保証』や『旭情報サービス』など、過去に取り扱った非常に高得点の銘柄も存在します。
過去に取り扱った以外の銘柄で、四季報を見て高得点になりそうな銘柄をピックアップしたところ、システム情報【3677】を調べてみることにしました。
評価の基準としては、日興フロッギーの四季報からの情報を活用させていただいております。
システム情報【3677】の現在の株価
2022年6月29日現在で
937円
という株価になっています。
1000円以下なので、気楽に買える金額であると感じました。
システム情報【3677】はどんな会社なのか
システム情報【3677】は受託開発を中心とした独立系ソフトウェア開発の会社です。
受託開発とは請負契約のようなものであり、依頼されたものを完成させて納品すれば報酬がもらえるというシステムです。
ソフトウェアの技術サービスだけでなくコンサルティングも提供しています。
主な取引先はNTTデータ、日本IBM、三菱電機インフォメーションシステムズなどかなりの大手企業となっています。
さらに生命保険会社や損害保険会社、銀行向けにも強みがあるようです。
最高純益が続いています。
一人当たりの生産性も高いとのこと。
ソフトウエア開発プロセスの能力成熟度指標というような国際資格、 基準の取得に積極的なため、安心感のある企業に感じます。
時価総額は220億円なので、比較的小さいです。
銘柄を評価する基準と配点
評価するカテゴリーは以下のようになります。 ( )内の点数は配点となり、15項目すべてを足し合わせると50点満点となります。
1. リスク情報 (5点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
5段階評価:1→安全・・・得点5点
2→比較的安全・・・得点4点
3→普通・・・得点3点
4→やや危険・・・得点2点
5→危険・・・得点1点
投資リスクは『普通』なので、得点は3点です。
2. PER (3点)→システム情報【3677】の得点は2点
«評価基準»
10倍以下→得点3点
10倍より大きく20倍以下→得点2点
20倍より大きい→得点1点
PERは18.4倍なので、得点は2点です。
3. PBR (3点)→システム情報【3677】の得点は1点
«評価基準»
1倍以下→得点3点
1倍より大きく2倍以下→得点2点
2倍より大きい→得点1点
『2. PER』の図より、PBRは4.17倍なので、得点は1点です。
4. 配当利回り (2点)→システム情報【3677】の得点は1点
«評価基準»
3%以上→得点2点
1%以上3%未満→得点1点
0%から1%未満→得点0点
『2. PER』の図より、配当利回りは1.82%なので、得点は1点です。
5. ROE (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
10%以上→得点3点
8%以上→得点2点
8%未満→得点1点
ROEは22.4%なので、得点は3点です。
それにしてもROEが非常に高いので素晴らしいですね。
米国株並ですね。
6. ROA (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
5%以上→得点3点
3%以上→得点2点
3%未満→得点1点
『5. ROE』の図より、ROAは15.5%なので、得点は3点です。
7. 自己資本比率 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
60%以上→得点3点
40%以上60%未満→得点2点
10%以上40%未満→得点1点
10%未満→得点0点
『5. ROE』の図より、自己資本比率は68.4%なので、得点は3点です。
自己資本比率が高いのはとても安心できます。
8. 理論株価 (3点)→システム情報【3677】の得点は1点
«評価基準»
上昇余地 100%以上・・・得点3点
0%以上100%未満・・・得点2点
0%未満・・・得点1点
理論株価は-10.6%なので、得点は1点です。
理論的には割高の株価なんですね。
そのようには思えないのですが。。。
9. 営業収益推移 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
売上高推移は5期連続増加なので、得点は3点です。
そこまで急激な右肩上がりでは無いですが、着実に伸びているという感じですね。
10. 当期利益推移 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
当期利益推移は5期連続増加なので、得点は3点です。
11. 1株益>1株配当かどうか (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点
② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点
①② ③以外の状況→得点1点
③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点
『1株益>1株配かどうか』は1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続なので、得点は3点です。
まだまだ配当に余裕がありそうです。
12. 連続増配 (3点)→システム情報【3677】の得点は2点
«評価基準»
5期連続増配→得点3点
5期中、3回以上増配→得点2点
5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点
5期中、1つでも減配がある→得点0点
『11. 1株益>1株配かどうか』の図より、連続増配は3期以上は確定なので、とりあえず得点は2点です。
13. 配当性向 (3点)→システム情報【3677】の得点は3点
«評価基準»
0%より大きく40%以下→得点3点
40%より大きく60%以下→得点2点
60%より大きく90%以下→得点1点
90%より大きいまたは配当なし→得点0点
四季報に載っていないので、別のサイトで調べました。
配当性向は36.3%なので、得点は3点です。
14. 全業種でのポジション (5点)→システム情報【3677】の得点は4.4点
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
全業種でのポジションの
収益性→得点は1点
売上成長性→得点は1点
効率性→得点は1点
安全性→得点は0.8点
時価総額→得点は0.6点
合計で4.4点となります。
15. 業種内でのポジション (5点)→システム情報【3677】の得点は4.2点
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
業種内でのポジションの
収益性→得点は1点
売上成長性→得点は0.8点
効率性→得点は1点
安全性→得点は0.6点
時価総額→得点は0.8点
合計で4.2点となります。
株主優待情報
システム情報【3677】は以下のような株主優待制度があります。
2016年に株主優待制度を導入し、2018年と2019年にその内容を拡充してきたとのことです。
つまり、株主優待制度を導入して5、6年で、その間に拡充もしてきたということで、まだまだ廃止をするようなことはないと考えます。
ただし、クオカードなどの金券は廃止される可能性は高い優待です。
東証再編により、企業の株主の数も緩和されてしまったという理由で、株主優待が廃止されることもあるので注意は必要ですね。
どういうことかというと、旧東証一部上場は株主数が2200人以上必要だったのに対して、東証プライムでは株主数が800人以上と大幅に緩和されたので、優待で株主数を増やす必要がなくなった企業も多いということです。
まとめ
システム情報【3677】の総合得点は39.6点でした。
非常に高得点ですし、12の連続増配の得点もとりあえず2点としていましたが、3点である可能性も高いです。
さらに株主優待のクオカード500円分もあり、そして長期優待制度で3年以上保有するとクオカードが2000円分(100株保有の場合)となります。
そうすると非常に高い配当利回りになりますね。
総合点も40点超えと同じくらいになりますので、良い銘柄と言えるでしょう。
(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。
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