総合商社:三菱商事【8058】の総合得点は32.2点

ネオモバでトレード中継
日興フロッギーの四季報より

三菱商事【8058】はずっと気になっていた銘柄でした。

結論から言いますと総合得点は32.2点となりました。

とても人気のある三菱商事がなぜこのように低い点数になったのかというと、厳しい基準で点数化しているからです。

三菱商事は毎年連続増配をしていますが、四季報の来年・再来年の予想配当が今期と同じ額でした。

実際は直前になって増配を発表すると思いますが、現時点では連続増配とはならないので、得点が下がります。

『11.  1株益>1株配当かどうか』の評価に関しても、コロナの影響で一回だけ

1株益<1株配当

となってしまったため、得点が0点となりました。

たった一回のために得点が0ということですが、そういう基準というものを設けたので、仕方がないです。

私の実感としては40点を超えても良いくらいの優良企業だと思っています。

«分析した企業を選抜した情報源»

①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄

②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄

③雑誌の専門家が選んだ銘柄

④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄

上記の図は分析をした企業はどこからピックアップをしたのかをまとめたものです。

この情報源のオススメ銘柄は信じられるものなのか、それとも全く無意味なものなのかも、今後の株価の上下で判断していきたいと思います。

期間が長くなるデータ収集ですが、お付き合い頂ければ幸いです。

少しでも銘柄選びに苦労しているお方たちのお役に立てればと思っています。

今回の三菱商事は私が気になっていたものをピックアップしましたので、④ということになります。

もちろん、どこかの雑誌などでは取り上げられているかもしれませんが。

銘柄を評価する基準と配点

1.  リスク情報 (5点)→三菱商事の得点は4点

«評価基準»

 5段階評価:1→安全・・・得点5点

       2→比較的安全・・・得点4点

       3→普通・・・得点3点

       4→やや危険・・・得点2点

       5→危険・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より


投資リスクは『比較的安全』ということで得点は4点。

商社の中でも一番大きく一番稼いでいるので『安全』でも良いくらいだと思っています。

2.  PER          (3点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

  10倍以下→得点3点

  10倍より大きく20倍以下→得点2点

  20倍より大きい→得点1点

日興フロッギーの四季報より


PERは7.7倍なので、文句なしの得点3点です。

株価がこの四季報の書かれた時点で4532円なのに、このPERはすごいですね。

まだまだ割安みたいですね。

3.  PBR          (3点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

  1倍以下→得点3点

  1倍より大きく2倍以下→得点2点

  2倍より大きい→得点1点

『2.  PER』の図より、PBRは0.97倍ですので、得点はギリギリ3点です。

それでも1倍を下回っているので割安感があります。

4.  配当利回り (2点)→三菱商事の得点は2点

«評価基準»

  3%以上→得点2点

  1%以上3%未満→得点1点

  0%から1%未満→得点0点

『2.  PER』の図より、配当利回りは3.31%なので、得点は2点です。

最低でも配当水準を維持すると公式発表しているので、ほぼ増配は確定でしょうね。

5.  ROE          (3点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

  10%以上→得点3点

  8%以上→得点2点

  8%未満→得点1点

日興フロッギーの四季報より


ROEに関しては2022年は15.0%なので、余裕で得点3点です。

6.  ROA          (3点)→三菱商事の得点は2点

«評価基準»

  5%以上→得点3点

  3%以上→得点2点

  3%未満→得点1点

『5.  ROE』の図によると、ROAは2022年では4.3%なので、得点は2点です。

7.  自己資本比率 (3点)→三菱商事の得点は1点

«評価基準»

  60%以上→得点3点

  40%以上60%未満→得点2点

  10%以上40%未満→得点1点

  10%未満→得点0点

『5.  ROE』の図によると、自己資本比率は31.4%になりますので、得点は1点です。

毎年、自己資本比率は少しずつ増加してきていますので、今後に期待です。

8.  理論株価 (3点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

上昇余地 100%以上・・・得点3点

      0%以上100%未満・・・得点2点

      0%未満・・・得点1点

日興フロッギーの四季報より


理論株価が上昇余地+107.4%です。

現在の株価が約4200円台ですので、それでも理論的にはまだまだ割安ということなんでしょうね。

9.  売上高推移 (3点)→三菱商事の得点は0点

«評価基準»

  6期前を基準に5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より


営業収益推移は5期中3回以上の減少があるので得点は0点です。

コロナ禍の影響をもろに受けたり、その反動で高水準に伸びたり、その後今まで通りの水準に戻ったりすると、連続増加は厳しそうですね。

10.  当期利益推移       (3点)→三菱商事の得点は0点

«評価基準»

  6期前を基準に5期連続増加→得点3点

         5期中1回だけ減少がある→得点2点

         5期中2回だけ減少がある→得点1点

         5期中3回以上減少がある→得点0点

日興フロッギーの四季報より


当期利益推移も5期中3回以上の減少があるので得点は0点です。

売上高推移で書いたことと同じような状況なので、連続増加は厳しいです。新規開拓が容易な新興企業とは状況が違いますよね。

11.  1株益>1株配当かどうか (3点)→三菱商事の得点は0点

«評価基準»

  ①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点

  ② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点

    ①② ③以外の状況→得点1点

  ③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点

日興フロッギーの四季報より

1株益>1株配かどうかについては、2021年に1株配当が1株益を上回ってしまいましたので、得点は0点です。

コロナ禍の影響が足を引っ張ってしまいました。

12.  連続増配  (3点)→三菱商事の得点は2点

«評価基準»

  5期連続増配→得点3点

  5期中、3回以上増配→得点2点

  5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点

  5期中、1つでも減配がある→得点0点

『11.  1株益>1株配当かどうか』の図より、三菱商事は連続増配の可能性が高いのです。

しかし、2022年の配当金額と23年・24年の予想配当が同額となっています。

厳し目に見積もることにしていますので、今回は『5期中、3回以上増配→得点2点』に当てはまります。

三菱商事の得点は2点となります。

13.  配当性向  (3点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

  0%より大きく40%以下→得点3点

  40%より大きく60%以下→得点2点

  60%より大きく90%以下→得点1点

  90%より大きいまたは配当なし→得点0点

配当性向に関しては四季報に記載されていないため、別のサイトで調べました。

それによると三菱商事の配当性向は23.6%となります。

したがって、得点は3点となります。

14.  全業種でのポジション (5点)→三菱商事の得点は3.2点

«評価基準»

 収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より


全業種でのポジションの

収益性→得点は0.6点

売上成長性→得点は1点

効率性→得点は0.4点

安全性→得点は0.2点

時価総額→得点は1点

合計で3.2点となります。

15.  業種内でのポジション (5点)→三菱商事の得点は3点

«評価基準»

収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで

  四季報の評価5→得点1点(0.2×5)

      評価4→得点0.8点(0.2×4)

      評価3→得点0.6点(0.2×3)

      評価2→得点0.4点(0.2×2)

      評価1→得点0.2点(0.2×1)

      評価0→得点0点(0.2×0)

日興フロッギーの四季報より

業種内でのポジションの

収益性→得点は0.4点

売上成長性→得点は0.8点

効率性→得点は0.4点

安全性→得点は0.4点

時価総額→得点は1点

合計で3点となります。

●プラスα:ライバル会社との比較

日興フロッギーの四季報より


上記の図より、時価総額で三菱商事が業界トップのようですね。

それにしても商社系は株価が上昇しているのにもかかわらず、まだまだ割安感がありますね。

今でも十分狙い目かもしれませんが、もう少し株価が下がったらもっと購入には良い時期でしょうね。

株主優待情報

三菱商事は株主優待は設置していないようです。

商社系は今の所、株主優待を実施している企業は無いようです。

株主の平等という点で、株主優待が廃止されている流れになっていますので、今後も株主優待が設置される可能性は低いでしょう。

まとめ

今回は三菱商事【8058】の分析をして点数化してみました。

予想に反して総合得点が32.2点と低い評価になりました。

見方によっては、三菱商事は時価総額が大きくなりすぎて、もう伸びしろが無いという可能性もあります。

しかし、ウォーレン・バフェットが日本の商社に目をつけたように、三菱商事はこれからも伸びていく企業だと期待しています。

「減配はしない」と明言している企業は三菱商事と三井住友フィナンシャルグループですが、明言できるというところに期待感がありますね。

なによりも理論株価は9000円ということなので、まだまだ伸びることを期待して、ネオモバで1株購入しました。

これからもどんどん買っていきたいのですが、1株4000円は資金が少ない専業主夫の私には高いと感じてしまいます。

投資家のお方にとっては安いとお感じなのかもしれませんが(笑)

連続増配も期待しています。

もし、三菱商事【8058】の総合得点32.2点という低い得点が示すように、今後株価があまり伸びないようでしたら、分析の結果が当たっているということになりますね。

(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。評価基準は今後適宜変更することもございます。

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