今後のネオモバで投資する株式に明確な基準を設けます。
具体的には私独自の基準を15項目つくりました。
それぞれに配点を与え、合計50点満点で点数化するという作業を行います。
50点満点中、点数の高い株式銘柄に投資をして、その株式が本当に値上がりするのかを確かめていきたいと思います。
点数が高い銘柄が値上がりしやすいとなれば、どんな銘柄に投資をすれば良いのか悩んでいる人の助けになると思っています。
株式に投資をするにあたり、今までは基本的にさらっと四季報などを見て、皮膚感覚的に『この企業が伸びそうかも』という感じで株式を買っていました。
しかし、これでは明確な基準というものが無く、今後どのような株式に投資をしたら良いのか示すことができません。
評価基準などがあれば投資もしやすいですし、さらにそれが点数化されればもっと投資判断がしやすいですよね。
一つ注意点がありますが、銘柄の点数評価は基本的に配当がある銘柄のみといたします。
特に高配当銘柄は不景気のときでも好調であるという記録もあります。
配当銘柄に投資をしておけば、たとえ株価が下がったとしても配当を得ることができるので、塩漬けにしていたとしても収入があることになります。
株価が下がったときの保険としての効果もありますので、私は基本的に配当銘柄に投資をすることにしています。
具体的には以下のような順番で銘柄の点数化を行います。
まずは雑誌やSNS、マネックス証券の10年スクリーニングなどで実績のある企業を絞り込みます。
とくにスクリーニングで絞り込まれた銘柄は、かなりの優良企業であるはずですので、投資候補となります。
また、銘柄選びに関しては、後ほど『銘柄を選んだ情報源』という項目に記載しておきます。
その投資候補の銘柄を一つ一つ私が定めた評価基準で点数をつけていきます。
東洋経済新報社で発行している四季報を参考にして、評価基準の成績を点数化します。
評価するカテゴリーは以下のようになります。 ( )内の点数は配点となり、15項目すべてを足し合わせると50点満点となります。
銘柄を選んだ情報源
«得点化する企業を選んだ情報源»
①マネックス証券の10年スクリーニングで選抜した銘柄
②テレビ番組の株式の達人や証券マンの選んだ銘柄
③雑誌の専門家が選んだ銘柄
④専業主夫(私)が独自で良いと思った銘柄
⑤株主優待の新設・拡充の速報からの銘柄(改悪・廃止は除く)
銘柄を評価する基準と配点
1. リスク情報 (5点)
«評価基準»
5段階評価:1→安全・・・得点5点
2→比較的安全・・・得点4点
3→普通・・・得点3点
4→やや危険・・・得点2点
5→危険・・・得点1点
2. PER (3点)
«評価基準»
10倍以下→得点3点
10倍より大きく20倍以下→得点2点
20倍より大きい→得点1点
3. PBR (3点)
«評価基準»
1倍以下→得点3点
1倍より大きく2倍以下→得点2点
2倍より大きい→得点1点
4. 配当利回り (2点)
«評価基準»
3%以上→得点2点
1%以上3%未満→得点1点
0%から1%未満→得点0点
5. ROE (3点)
«評価基準»
10%以上→得点3点
8%以上→得点2点
8%未満→得点1点
6. ROA (3点)
«評価基準»
5%以上→得点3点
3%以上→得点2点
3%未満→得点1点
7. 自己資本比率 (3点)
«評価基準»
60%以上→得点3点
40%以上60%未満→得点2点
10%以上40%未満→得点1点
10%未満→得点0点
8. 理論株価 (3点)
«評価基準»
上昇余地 100%以上・・・得点3点
0%以上100%未満・・・得点2点
0%未満・・・得点1点
9. 営業収益推移 (3点)
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
10. 当期利益推移 (3点)
«評価基準»
6期前を基準に 5期連続増加→得点3点
5期中1回だけ減少がある→得点2点
5期中2回だけ減少がある→得点1点
5期中3回以上減少がある→得点0点
11. 1株益>1株配当かどうか (3点)
«評価基準»
①1株益が1株配当より2倍以上の実績が4期連続→得点3点
② ①を1期でも満たせなかったとき、または1株益が1株配当より1倍以上2倍未満の実績が4期連続→得点2点
①② ③以外の状況→得点1点
③株益が1株配当より少ないのが1期でもある→得点0点
12. 連続増配 (3点)
«評価基準»
5期連続増配→得点3点
5期中、3回以上増配→得点2点
5期すべて前期と同額配当から5期中3回未満の増配→得点1点
5期中、1つでも減配がある→得点0点
13. 配当性向 (3点)
«評価基準»
0%より大きく40%以下→得点3点
40%より大きく60%以下→得点2点
60%より大きく90%以下→得点1点
90%より大きいまたは配当なし→得点0点
14. 全業種でのポジション (5点)
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
15. 業種内でのポジション (5点)
«評価基準»
収益性・売上成長性・効率性・安全性・時価総額のそれぞれで
四季報の評価5→得点1点(0.2×5)
評価4→得点0.8点(0.2×4)
評価3→得点0.6点(0.2×3)
評価2→得点0.4点(0.2×2)
評価1→得点0.2点(0.2×1)
評価0→得点0点(0.2×0)
●企業情報:プラスαとして掲載することもあり
●ライバル会社との比較:プラスαとして掲載することもあり
●株主優待:プラスαとして掲載することもあり
まとめ
以上のような評価基準を設けて、配当を出している企業を中心に50点満点で点数化します。
どの企業に投資したら良いかと悩んでいるお方の参考になればうれしいと思い点数化を公開しました。
この点数化された企業の得点が高得点であればあるほど今後の株価が伸びていくという結果が出れば一層ご参考になると思います。
私の実施しているネオモバでは、より高得点の株式に投資をしていきたいと考えております。
評価基準は今後適宜変更することもございます。
(注意)この点数化は私独自の評価基準であり、投資を推奨するものではありません。あくまでも投資は自己責任でお願いします。
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